自己資本比率とは?会社の“倒れにくさ”を見る指標をやさしく解説

割安株投資

割安株を探すとき、「安い」だけを見ていると失敗します。安くても、会社の財務が不安定だと、いざというときに耐えられないからです。

そこで役に立つのが「自己資本比率」。会社の“倒れにくさ”を見る、財務の健全度を表す代表的な指標です。

※本記事は特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。投資は自己責任で。

自己資本比率とは

自己資本比率は、会社の全資産のうち、“返さなくていいお金(自己資本)”がどれだけあるかの割合です。

計算は「自己資本 ÷ 総資産」。残りは銀行からの借入など“返す必要のあるお金(他人資本)”。つまり自己資本比率が高いほど、借金に頼らずに経営していて、不況にも強いと考えられます。

目安は?

一つの目安としては40〜50%以上あれば、比較的安定しているとされます。

ただし、これも業種で大きく違います。設備に大きなお金がいる製造業や、借入で事業を回す銀行・不動産・リース業などは、自己資本比率が低めに出ても一概に危険とは言えません。同じ業種の会社どうしで比べるのがコツです。

高すぎるのも必ずしも良いわけではない

直感とは逆ですが、自己資本比率は高ければ高いほど良い――とも限りません。

借金を上手に使って事業を拡大するのも経営の一つの手法で、比率が高すぎると“手元の資金を活かし切れていない”見方もできます。大事なのは“高いほど安心”ではなく、“倒れにくいか”を見る目安として使うことです。

割安株探しでの位置づけ

自己資本比率は、割安株を探すときの“安心材料”になります。

PER・PBRで“安い”と分かっても、財務が不安定なら手を出しづらい。自己資本比率をあわせて見ることで、「安くて、かつ倒れにくい会社」に候補を絞れます。

割安株の選び方|約4,000社から候補を絞る「スクリーニング」の基本
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まとめ

  • 自己資本比率=返さなくていいお金の割合(自己資本÷総資産)
  • 高いほど借金に頼らず、不況に強い傾向
  • 目安40〜50%以上が一つの基準。ただし業種で大きく変わる
  • 高すぎも万能ではない。“倒れにくさ”を見る目安として使う

自己資本比率を見ると、「安いから買う」から「安くて、かつリスクの低い会社を選ぶ」に変わります。PER・PBRとあわせて使うことで、割安株探しの精度が上がります。

※本記事は特定の商品・銘柄の売買を勧めるものではありません。投資は自己責任で。

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